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第六回シンポジウム: ゲスト講師小野昌弘先生より

☆★☆ 第六回シンポジウムにて、ゲスト講師である小野昌弘先生によるご講演テーマに関する内容のご紹介


     今回の小野先生のご講演にあたり、以下の点についてお話をして頂きます。
     以下の文は小野先生からのものです。

         「イギリスからみえてくる日本の問題点」

  伊藤博文ら長州藩士らがロンドン大学(現ユニバーシティカレッジロンドン)に 留学してから今年で
  ちょうど150年になる。このいわゆる長州五傑に象徴される ように、日本は英国から、
  科学から政治システムに至るまで様々なものを導入す ることで自らの社会を変革してきた。
  ところが最近の日本の政治・社会の混乱を みると、西洋で発展した民主主義から近代科学にいたるまでの
  日本での受容が、根幹にある精神が欠け落ちたまま、いまだに表面的・形式的なものに留まってい る部分
  があり、それがいよいよ大きな問題になってきているように見える。別の 言い方をすると、
  「翻訳で欠け落ちたもの(lost in translation)」が問題であ る [1]。

  今回の講演では、イギリスの社会と価値観の基本について、いくつかの具体的事例を紹介
  しながら論じたい。
  講演の前半では、イギリスの近代化と教育、組織と 個人、日本における英文学の受容で欠け落ちた政治の
  視点、英語改革と科学およ びジャーナリズムの精神、等の論点を予定している。

  講演の後半では、英国の健康保険制度と科学について考えたい。種類は大きく異なるが、
  健康保険制度と科学は双方ともに、イギリス人が長い歴史の中で戦って勝ち得た「力」である。
  彼らはいったい何を相手にどのように戦ってきたのだろうか。実はこの二つは、日本にとっても
  大きな「力」である。ここでは、日英両 国の歴史と最近の事例をみることで、健康保険制度と
  科学の再生について考える助けにしたい[2, 3]。

  私は京都大学で学生として学び、医師として診療、その後助教として研究活動に従事していたが、
  5年前からユニバーシティカレッジロンドンに移籍し、現在同大学で研究室を主宰して免疫学の研究を
  行っている。
  こうして日英両方の社会の中を生きることで、2国の社会・人々の類似点と相違点について、否応なく
  多くのものを学んできた。日本人とイギリス人は(そしてその2つの社会は)、
  意外なところで似ている一方で、見えにくいところで大きく異なる。
  今回の講演では、ネットや新聞では見えてきにくいこうした部分について伝えたいと考えている。

  参考
 1 "Let it go"と「ありのまま」の違い
     http://bylines.news.yahoo.co.jp/onomasahiro/20140527-00035720/

 2 混合診療解禁とは ー国民皆保険とTPP
      http://bylines.news.yahoo.co.jp/onomasahiro/20140516-00035366/

 3 嘘とポエムと内部告発
      http://bylines.news.yahoo.co.jp/onomasahiro/20140608-00036149/


 ・・・・・・・・・・・
  この小野先生がゲスト講師としてご登壇いただきます勉強会のご案内及び参加お申し込み方法等は
 この記事の一つ前の記事からご覧いただけます。   

       →  http://oikos2013.blog.fc2.com/blog-entry-17.html

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